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大型BSO結晶の安定供給体制の確立に成功

2009年10月31日

BSO結晶は、高エネルギー計測分野における有望なシンチレータ※材料として長らく注目されていました。しかし、これまで大型で高品質なBSO結晶 を高い歩留まりで製造することができなかったため、応答性や・変換効率で劣るCsIやBGOといった結晶が用いられてきました。このたび当社は、創業以来 改良を続けてきた連続原料供給結晶育成技術を用いることにより大型で高品質なBSO結晶を安定的に供給できる生産体制を確立しました。

また高エネルギー計測に使用されるシンチレータ結晶は、数百から数千個という単位で必要とされますが、それらの形状は多様で、それぞれ異なったテー パー角 が求められます。かつそれらの形状を高い寸法精度で仕上げることが要求されます。当社は、結晶育成技術に加えて、X線回折を用いた方位出し技術をベース に、切断・研磨技術を活用してかかる要求仕様に応えることが可能です。
同結晶を用いることにより、大規模核物理実験における取得データ量が大幅に増加し、同分野の研究開発に寄与することが期待されます。

当社は、同結晶を、米国で今月開催された核物理学界の世界的シンポジウム2009 IEEE NIS/MICに出品いたしました。

(※)シンチレータとは、電離性放射線が通過する際に発光する特別な物質のことで、この発光をとらえることで放射線の計測が可能になります。

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