FAQ

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Tb系ファラデー回転結晶について

どのような用途に使用されていますか

主にファイバーレーザーの戻り光を防止する光アイソレータ素子に用いられます。ファイバーレーザーは低出力向けの初段ファイバーアンプと高出力向けの後段 ファイバーアンプから構成されており、前者で強められたレーザー光が後者で更に強められて出力されます。この出力の一部が散乱や反射により出口に逆戻りす ると、後段ファイバーアンプで増幅されながら低出力向けの初段ファイバーアンプまで至って装置が破壊する場合があります。ファラデー回転材料は磁場により 結晶透過光の偏光が回転する性能を有しており、2枚の偏光子と組合せることで一つの方向にのみ光が透過する機構が実現します。特にTb系材料は1μm近傍 波長に対する吸収が小さいことからファイバーレーザーの戻り光防止に使用されています。

他社で入手できる材料とどこが違うのですか

テルビウムガリウムガーネット(化学式Tb3Ga5O12、通称TGG)が一般に入手できるTb系ファラデー回転結晶となります。弊社では本材料に加え、テルビウムスカンジウムアルミニウムガーネット(化学式Tb3Sc2Al3O12、通称TSAG)の提供も可能となります。このTSAG結晶はTGG結晶に比べ1μm近傍波長における光学吸収が小さく、ファラデー回転性能が2割ほど高いという特長を有しております。

アイソレータ結晶(TGG, TSAG, YIG)

TeO2結晶について

どのような用途に使用されていますか

音響光学効果を用いた光学的な変調器、スイッチ、光偏向器、可変フィルタなどに用いられます。横波音波の伝播速度が616m/secと誘電体として例外的に小さいことによる高い性能指数M2(793E-18sec3/g)が特長です。

(性能に関する参考文献)  

  • G.Arlt and H.Schweppe, Solid State Commun., 6(1968)783  
  • N.Uchida and Y.Ohmachi, J.Appl. Phys., 40(1969)4692

他社で入手できる材料とどこが違うのですか

結晶性の向上により高いレーザー耐性と低い吸収損失(発熱)を実現いたしました。以下に従来品との比較測定の一例を示します。この高い性能により光学設計の自由度(高出力化・小型化)の広がりが期待されます。

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TeO2結晶(二酸化テルル) » TeO2結晶 詳細資料(PDF)

BSO結晶について

どのような用途に使用されていますか

主にガンマ線検出用シンチレータとして用いられます。数あるシンチレータ結晶の中で、以下の表のとおり、密度、蛍光(応答)の速さ、蛍光の強さ、価格についてのバランスの良さが特長であり、特に高エネルギー応用で期待されております。

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他社で入手できる材料とどこが違うのですか

本材料は分解溶融を示すことから結晶成長が難しく、これまで実用的な寸法が得られませんでした。弊社の育成技術により約20mm□×200mmLの 寸法を安定に供給することが可能となりました。現在更なるインチアップも進めておりますので、より大型の結晶がご入用の場合はお問合せ頂ければと思います。

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シンチレータ結晶(BSO/LSO) » BSO結晶 詳細資料(PDF)

単結晶試作サービスについて

どのような成長方法での試作が可能でしょうか

CZ法、DCCZ法、EFG法、TSSG法、FZ法、VB法などの設備と技術を有しており、これら技術による試作をご提供いたします。

単結晶材料 技術情報 » FZ法による結晶試作(PDF)

開発過程で得られた知的財産の所有は

相談による決め事となりますが、大きくは委託開発と共同開発で異なります。前者の場合は基本的に依頼主への帰属となり、後者では基本的に共同での所有となります。

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